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夏は出会いとラブの季節。イベント毎に出会いあり
日本には四季があり、その中で最も男と女の心と体が交差する季節といえば、やはり「夏」に違いない。最近の夏は暑いが、毎年その暑さに負けないだけの濃い恋愛が繰り広げられている。
暑さというのは人の体も心も開放的にするのだ。ビーチリゾートに行ってハメを外した経験のあるヤツも多いことだろう。それも陽気な、もしくは暑いという気候がもたらした結果だ。
そして、今年も日本に夏がやってくる。海、お祭り、旅行エトセトラ。出会いをはらむ夏のイベントの多さは、今更挙げる必要もなかろう。
これらのイベントには基本的には一期一会の出会いがある。すれ違うだけ、隣に居合わせただけというのも出会いの一つ。だが、偶然目が合って、同じ商品に手を伸ばして、出会いがしらにぶつかってといった予期せぬ出会いも当然ある。
そうした出会いで意気投合することで、大人の男女ならば当然その流れでベッドインなんてことは大いにある。むしろ、それを許してくれるのが夏のイベントだとも言える。
そうした恋は基本的には「ひと夏の恋」とか「一夜限りの関係」なんて言われたりする。ひと夏の恋と聞くと、その場限りの燃えるような激情と衝動に揺り動かされる人間の心理を垣間見る気がする。
多くの小説、映画などの舞台は（その小説や映画の長さは関係なく）ほんの数日、数週間、もしくは数時間の出来事を描いていることが多い。それ故、人々の揺れ動く心理を細かく描写できるのだ。
人の心とは本当に一瞬のうちでも様々なことを考えている。ひと夏の恋、一夜のアバンチュールを大いに楽しむのもいいのだが、やはりその後も欲しくなるのが人間というものだ。
今回は、ひと夏の恋から如何に純愛を呼び込むかということをレクチャーしていく。
実は後から虚しさがこみ上げる「ワンナイトラブ」の罠
先ほども言ったが、ひと夏の恋というのは別れた後に大きな寂寥感に襲われるものだ。これはその関係が濃密であればあるほど起こる。
だから、もしお前たちの中にもう会えなくなった女性に対する大いなる喪失感があるのなら、その女性というのはお前にとってかけがえのない存在になる可能性があったことを意味している。恋愛関係にあった仲であれば、いつまでもその感情を引っ張ってしまうだろう。
そういえば、男女の恋愛感情の差異でこんなものがある。それは、男の恋愛は一本道で女の恋愛は曲道というものだ。振り返るとこれまで付き合ってきた（もしくは出会って気になっていた）女性（対象）全てが見えるのが男。
それに対して、女性は別れたら曲がり道を曲がるので、これまで付き合ったり、気になったりした男（対象）は見えなくなるのだそうだ。過去の恋愛感情に心乱されるのは女性よりも、実は男の方なのだ。
だからこそ、男はひと夏の恋をひと夏で終わらせることなく、その後も続く関係にしていく努力をすべきだ。あれほど熱い感情をぶつけ、交わらせたにも関わらず朝目が覚めた瞬間に赤の他人、では寂しすぎるだろ？
本当はその後もめくるめく愛の世界に浸りたいんじゃないか？そんな経験をしたことがないというヤツは想像してみて欲しい。太陽がギラギラと輝く真夏のビーチで、たわわに実ったバストや肉感のあるヒップを申し訳程度の水着で隠した女性が、お前と目が合うと微笑む。
お前の心はそれだけで、自分に気があるんじゃないかと勘違いする。そして運命の女神は夏には恋のキューピットとなるのか、お前は彼女と話すチャンスを得る。
意気投合したお前たちは、ビーチを離れ人目に付かないホテルやビーチで開放感の中で体を交わらせる。しかし、はたとお互いが冷静さを取り戻した時、もうそこにはあの熱いひと時は存在しない。
むしろ、どこか余所余所しい雰囲気すら二人の間に漂うのだ。夏の思い出と言えば聞こえはいいが、どこか後ろ髪をひかれるような思いをする羽目になるかもしれない。
「こんなはずじゃなかったのに……」とお前は思うかもしれない。できるならば、あの燃えるような一夜が現実で、他人を見るような彼女の瞳こそ夢であって欲しいと願うのではなかろうか。
男はいつだって真実の愛を求める狩人だ。目の前を通り過ぎる美女や笑顔の素敵な彼女に絶えず心惹かれるのだって、そのどれかに真実の愛があるはずだと思うからだ。
そう思うお前たちに是非知っておいてもらいたいのが、儚い一晩の関係も一生ものの関係にできるテクニックがある、という事実なのである。
ひと夏の恋を長続きさせる鉄板プロセス
では、そのテクニックとはどんなものだろうか。これからそれを紹介していこう。
まず基本であるが、連絡先をお互いに教えあうことだ。雰囲気だけで流される関係では、往々にして連絡先まで聞けていないことがある。
互いの呼び名さえわかっていればいいと言わんばかりで、そうなるとその名前すら偽名なのかどうかもわからない。そうではなくて、お前たちが彼女たちに対して誠意があることを示す意味でも連絡先の交換は意味がある。
何故なら、これが一夜だけでなく続く関係の始まりだとお互いに認識することができるからだ。そうでなければ、女性はお前に対して「一夜だけの相手」と認識してしまう。例えお前の思いが、その後も続く関係であっても、だ。
この連絡先を互いに聞くという点を省くかどうかで、未来は大きく変わるだろう。結局、その連絡先を使って連絡を取り合わないということもあるかもしれない。
しかし、連絡を知っているということは、たとえ蜘蛛の糸のように細く儚いものであっても、相手との縁（よすが）であることには違いないのだ。連絡を取ろうと思えば取ることができる、という安心感は過去の関係を求めがちな男にはかなり大きい。
次に、昼間のデートに誘うこと。これは「身体だけの関係」ではないことを相手にアピールする意味合いがある。ひと夏の恋はどうしても肉体の関係に結び付けられやすい。
実際そうなのだが、身体から始まる関係があったっていい、というのは今や男も女も変わらない。そうなのだ、男も女も身体だけの関係は、相手との関係のランクで言えば下の下という判断をしている。だから、やはり身体も精神も結びつけるような固い関係を望む。
昼間のデートに誘うということは、お互いにその欲求を満たすことができることを意味する。夜、楽しいひと時を過ごし、事後のペッティングを楽しんでいる最中、もしくはお互いに服を着て別れる前。
実際にチャンスはそれほど多くはないが、タイミングを逃さずに彼女にしっかり「昼間、また会ってくれない？」「今度、一緒に〇〇に行かない？」と言った誘い文句を言う。お前のベッドの中での態度やテクニック、状態が悲惨なものでなければ、彼女の顔は嬉しさに綻ぶだろう。
最後に最も大切なテクニックだ。それは、焦らずゆっくり関係を深めていくこと、だ。
ひと夏の恋は、雰囲気に流された関係なので、どうしてもその後の関係も雰囲気や流れを使ってしまいそうになる。しかし、それでは相手の気持ちを置いてきてしてしまう結果に。
何故なら、人は夏の太陽の下では、普段の自分では考えられないくらいの開放感を感じる。その開放感に身をゆだね、突き動かされているときは、普段の自分以上の行動力を伴ってしまうものだ。
冷静になれば、どうしてそんなことができたのかということも、やってしまえるほどにな。そうした行動と普段の行動、実際の性格との間にはギャップがあってしかるべきだろう。
そうした中で、「もう一度雰囲気に流されてよ」と言わんばかりの急いだ関係は、女性自身を見ずにやはり「身体だけ求めている」ように見えてしまっても致し方あるまい。
そのような関係はやはり先方も望んでおらず、お前としてはより確実な関係性を築きたいと考えた上での言動であったとしても、結果として急いで関係づくりをしようとする態度が関係に終止符を打つことになるのである。
これがひと夏の恋を純愛に変えるための鉄板プロセスだ。
ムダ毛のあるなしが恋愛成就の決め手となる、という事実
とは言いつつ、先ほど挙げた関係づくりには実は大切な要素が抜けている。それは何かと言えば、女性の好みである。
身も蓋もないが、夏の女神がもたらす衝動はお前にも相手にも「盲目フィルター機能」もしくは「3倍キラキラ機能」が付随している。じっくり見るとそれほど好みの相手ではなかった、というやつだ。
ビーチで見たとき、旅行先で見たときにはあれほど魅力的だった相手も、日本のいつもの街の中で見たらそれほどではなかったという事態を引き起こす。これはある意味とてもショックなことだ。
女性の場合は、「今」目の前に見ている事実を最も重要視するので、お前と撮った写真を見直す、お前との出会いから別れるまでの言動を振り返ることで、冷静な頭でお前が好みの相手かどうかを確認する。
その確認作業内で、少しでも相手の好みに外れてしまえば、その後いくら関係を深めたいとお前が思い誠実な行動をとったとしても、進んだ関係づくりはできない。
それでも多くの場合は、一夜限りの関係を結べた時点で互いに好意を持っている。だから、それほどけんもほろろに関係づくりを否定されることは少ない。
では安心かといえばそうでもない。やはり少ないながらも、悲しい結果を引き起こす可能性が残っているのだ。その可能性をゼロに近くして、初めてお前も安心して関係づくりを進めているだろう。
ではその可能性をゼロにする方法はあるのか、といえば実はある。女性にとって好みの相手から外れる最も大きな理由は「生理的に受け付けない」状態である。
身体の関係を持つことができるので、生理的に受け付けないという大きなハードルはクリアしていると思いたいが、「盲目フィルター」や「3倍キラキラ」はお前を女性好みの男として見せている場合がある。
その場合、冷静になったら、やっぱり無理でしたということがあり得るのだ。そうなる最たる原因は、ムダ毛である。
夏は肌の露出が多い季節だ。お前たちもあまり深くは考えずに、肌が大きく露出するシャツやボトムスを選んでいることだろう。確かに肌の露出が多い方が涼しい。場所に相応しい服装ができることも、モテる男には不可欠なのでそれはそれで大切なことである。
しかしそうした肌の露出は同時にムダ毛の露出にもつながる。肌に毛が生えているので当然だ。それは男は毛が生えているのが当然だというのと同じくらい、疑問にも思わないことだ。
が、そうした生えていて自然なムダ毛も、こと恋愛、こと女性の生理的感情からしてみれば自然でも、当然のことでもない。それがあるが故に、もうお前との関係を断ちたいと思えるほどの不要なものなのだ。
もじゃもじゃのすね毛、腕毛、無駄に主張する胸毛、常夏を通り越してアマゾンのジャングルのような陰毛……、さらに寝起きのお前たちに生えたまだらなヒゲ。
こうしたムダ毛一つひとつの主張が、冷静になった女性たちには耐えられないのである。まだムダ毛が隠れる格好をしていたのならば誤魔化せただろうが、裸での付き合いをしてしまう以上誤魔化すのはまず無理だろう。
そう、関係づくりを否定される可能性を作り出しているのはこのムダ毛なのである。だから、可能性をゼロにするためには如何にムダ毛の処理を事前にしておくかが大切になってくる。とは言え、自然で当たり前な体毛たちにその日だけ生えてくるなと命令することは無理だ。
そこでお勧めなのがいっそ脱毛をしてしまうということだ。脱毛さえしてしまえば、もじゃもじゃのすね毛や腕毛とはおさらばできるし、胸毛も主張しなくなる。ジャングルだって嫌悪感が出るほど密集することはなくなり、気持ちのいい森となることだろう。
朝になるとポツポツ生えるヒゲがなくなれば、朝でも爽やかな笑顔で目覚めることができる。女性たちの冷静な頭に、お前たちのムダ毛が映らないよう事前準備は怠らないように。
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