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「見えないことは存在しないこと」ではお粗末
「臭いものに蓋をする」ということわざがある。
これは、都合の悪いことを一時しのぎで隠そうとする、大変男らしくない行動に使われる。
さて、この考えと似たもので「見えないことは存在しないこと」というものがある。先ほどの「臭いものに蓋をする」というのも、他からは見えないのだから存在しないのと一緒だという考え方からくる。
しかし実際は見える、見えないに限らず、存在しているものは「ある」のである。そして隠すという行為はどうしても行動に矛盾を生じさせる。
あるのにない、と主張するのであれば嘘を吐くことになるし、嘘を真にするためには事実を曲げなければならない点が出てくる。
どうしても無理が出るので、いつかは隠しているものが明るみ出て、初めからバレることと比べお前への評価は手ひどいものになのだ。
自分自身ではどうにもならないトラブルが発生した場合は、それを隠さずいち早く報告すべきなのである。
人生において、自分にとって都合の悪いことは隠したいと思うだろう。
しかしながら、最初から都合の悪いことも理解してもらっている方が行動しやすいのである。なかなかできる行動ではないが、「見えないことは存在しないこと」などと小さなことを言っているよりは、よほど男としても人間としてもできた行動といえる。
そう、それは行動だけでなくお前たちの毛にしても同じだ。
ビジネスマンであれば、一年を通して首から上と手以外は隠れていることが多い。だから、お前たちは「毛」というと寝癖や髭くらいしか処理しようとは思わない。
それ以外の毛の処理など思いもよらないのだ。それは見えない毛は存在していないも同然と考えているのと同じだ。
とは言いつつ、男にとって全身に生えている毛の処理がそれほど大切なこととは思っていないというケースも多々ある。
しかしその認識は大きな間違いだ、と声を大にして言っておこう。
それどころか、見えていない場所の毛まで処理できているかどうかが、お前たちの男としての器の大きさにも関わってくるのである。
見えないところまでしっかり処理できてこそ、器の大きな男であり、モテる男になるのだ。
突然生玉子が降ってきた！その時、お前は服を脱げるか？
理由はさておき。今、突然空から生玉子が降ってきたとする。雨ではない、玉子だ。当然、お前は傘を持っていない。無防備に玉子の下にさらされている。
そしてこれまた当然のことながら、お前の身体に玉子が当たる。さて、どうなる？玉子は割れ、お前は白身と黄身まみれになる。茹で玉子ではないのだから、ドロドロだ。気持ち悪いことこの上ない。
ちなみに（何故か）着替えを持っている。となったその時、お前はその服を脱げるか？当然、脱げると答えるだろう。
しかし、俺はそこに付け加える。お前の周りには何故かお前好みの女性がいて、お前を見ているとする。
さぁ、この衆人環視の状態においてお前は服を脱ぐことができるだろうか。よほど自分の身体に自信がなければ、脱ぐことはできないだろう。
この場合の身体への自信とは、体型のことでもあるし、体毛のことでもある。
人に見せるには恥ずかしい体型をしていたり、毛深いことを気にしたりする男は、例え玉子でドロドロになっていようとも家に帰るまで服は脱げないだろう。
玉子まみれのドロドロ姿も相当イケていないが、服を脱いで恥をかくよりはマシと思ってしまうのだ。
しかし体型も、体毛も自信があれば、その場で服を脱ぎ、新しい服に袖を通すことができるだろう。
体毛の処理とは、ただ単に「毛の処理」という事実に留まらないのである。自分の身体に自信を持てるようになる、というのが大きなメリットなのだ。
自分の身体に自信を持てるようになれば、それだけ自分自身に自信を持てるようになる。そうなると、心が寛大になるのだ。
心が寛大になれば、多少のことではうろたえない、焦らなくなるし、相手の失敗を許せる懐の深さも手に入れることができる。
しかし、自分に自信が持てなければ懐の深さは浅いままだ。
毛の処理ができるとは、それだけ自分自身をメンテナンスしようとする行為であるし、そうした行為の積み重ねがお前たちの「自分はできる」という自信につながっていくのである。
例えば、思い切って脱毛をしてみるというのもお前たちの自信につながるはずだ。
メンズ脱毛に対する敷居は一昔よりもだいぶ下がっている。しかし、それでも女性に比べればまだまだメンズ脱毛については誤解も、認識不足も多い。
そうした現状で、メンズ脱毛に踏み切るには勇気が必要だろう。しかし、そこを乗り越えるからこそ、脱毛はお前たちに自信を与えてくれる。
また、脱毛には大なり小なり痛みが生じる。その痛みもまた、お前たちに自信を与えてくれるのだ。
壁が高ければ高いほど達成感と自信が得られるのと同じだな。また実際に毛を処理してしまえば、清潔感をキープするのにも役立つ。
清潔感はできる男の必須条件だから、脱毛はお前たちにとって一石二鳥の存在と言える。このように男の器の大きさは、お前たち自身が行動しなければ大きくならない。そのことを知っておこう。
見えなくても処理する。それこそが大人の男
いつなん時、美女から誘いを受けるやもしれない。そうした時に、脱いで相手を幻滅させては男の沽券に関わる。
大人の男ならば、初めから終わりまで男らしいリードでもって、相手を酔わせたいものだ。毛だけでなく仕事でもそうだ。
報告書は書式に則って書くことは誰にでもできる。しかし、見る相手を考えた報告書となるとなかなか書けない。読みやすい字、行間、流れで書くことで、相手に伝わりやすい報告書になる。
こうした努力は他人には見えない。だが、そこをするのがやはり大人の男だ。
そうした大人の男になるためには、想定されるあらゆる事態に備えておこうという心掛けが必要である。
毛であれば、突然脱がなければいけないという事態だな。玉子が降ってくるというのは突拍子がなさすぎだが、先ほど述べた美女からの誘いならあり得るだろう。
大雨に振られる、水路にはまる、怪我をしてしまうといったことも服を脱ぐきっかけになる。
仕事であればクレーム、トラブルだ。クレームは、こちらの仕事が完璧でも相手の心次第で生まれてしまう。
例えお前たちに非がないことでも、謝らねばならないし対応しなければならない。いつでもクレームに対応できるよう、相手が何を言っているか理解できるだけの取引先（相手）への認識が必要だ。
営業であれば、取引先がどの部分について問題提起しているのかを理解できるかどうかだ。ここの認識ができなかったり、間違っていたりするとクレームが大きなトラブルにつながりかねない。
相手を理解し、また性格をしっかり認識していることが大切となる。
お前たちはもう子供ではない。自分のケツは自分で拭くことできる大人である。
そうであるならば、何かあってから処理するのではなく、何かある前に処理しておくことを心掛けよう。
起きていない事実に対して準備をすること。これも見えないことを処理すること、と言えるだろう。
さぁ、今こそ始めるチャンスだ。
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